今回はエレキベースを演奏するために必要な道具たちをご紹介していきたいと思います。
まずは大事なエレキベース本体から。世の中には様々な種類のエレキベースがありますが、その中でも一般的なエレキベースを3種類ご紹介しますね。
1.プレシジョンベース(PB)

<SQUIER ( スクワイヤ ) / Sonic Precision Bass 2-Color Sunburst>
中央に1つ配置されたピックアップが特徴的なベースです。
太く芯のある低音が出しやすく、アンサンブルの土台をしっかり支えてくれるタイプです。
2.ジャズベース(JB)
プレシジョンベースとの違いは、ピックアップが2つ付いている点です。

<SQUIER ( スクワイヤ ) / Affinity Jazz Bass 3-Color Sunburst>
ネック寄りのピックアップは柔らかい音、ブリッジ寄りのピックアップは少し硬めの音を拾うことができ、すっきりした低音が魅力です。
また、一般的にプレシジョンベースよりもネックが細いモデルが多く、手の小さい方でも弾きやすいと感じることがあります。
3.ハムバッカーベース(HB)
ジャズベースのピックアップを2個合わせて1つのピックアップにしたタイプのベース。

<STERLING ( スターリン ) / RAY4 Black>
音色はミドルがしっかり詰まっていて、きらびやかな印象です。
どのタイプが吹奏楽に合っているの?
プレシジョンベース・ジャズベース・ハムバッカータイプ、一体どのベースが吹奏楽に合っているのかとよく聞かれるのですが、僕としては「どれを選んでも大丈夫」だと思っています。
楽器の特性による音色の違いはありますが、それぞれ良いところがありますし、吹奏楽ではアンプのセッティングで補える部分が多いので、どれを選んでも問題ありません。
もう一点、エレキベースには電池を使わないパッシブタイプと、9V電池が必要なアクティブタイプがあります。吹奏楽ではどちらを使っても問題ありませんが、アクティブ楽器は電池が無くなると音が出なくなるので、本番前などは特に注意してあげてください。

その他にもフレットのついていないフレットレスベース、弦が5本ついている5弦ベース、コントラバスのエレキ版でアップライトベースと呼ばれるものなど、エレキベースには様々な種類があります。フレットレスやアップライトは吹奏楽ではあまり使いませんが、5弦ベースはチューバに近い音域が出るので、吹奏楽でも意外とおすすめです!4弦ベースと比べると少し弾きづらいですが、トライするのもアリ!
ストラップ

<PLAYTECH ( プレイテック ) / Jacquard Strap PJ23 White Red>
エレキベースを立って演奏するのに必要な道具です。吹奏楽の本番では立って弾く場合が多いと思うので、必ず必要になってきます。
基本的にどんなものを使っても問題ありませんが、自分の気に入ったデザインのストラップを使うとテンションが上がりますよ。値段が安いものもあるので、楽器本体は学校のものを使い、ストラップだけ自分のものを使うというのもアリです。

いろんな種類のストラップがあるのでワクワクします!
シールド

<CANARE ( カナレ ) / LC03 BLACK シールドケーブル 3m>
楽器本体とアンプを繋ぐ大切なものです。様々な長さがありますが、吹奏楽では3mくらいが適切かなと思います。
パフォーマンスでステージ前に出る場合に備えて、長めのものを用意しておくのもアリですし、最近ではワイヤレス機器も比較的手頃で良いものが出てきました。ステージ前に出てパフォーマンスすると定期演奏会なども盛り上がりますよ。

あまり安すぎるシールドはトラブルが多いので、購入する際は3mだと2,000円以上のものを選ぶのがひとつの目安だと思います。シールドは消耗品なので、トラブルがあったらすぐ新しいものに交換しましょう!
チューナー
チューナーはとても大切な道具の1つです。特に低音楽器はチューニングが悪いとアンサンブルが気持ち悪くなってしまうので、演奏前には必ずチューナーを使ってチューニングしましょう。
基本的に正確なものであれば何を使っても構いませんが、吹奏楽ではシールドの抜き差しを必要としないクリップチューナーがおすすめです。
また、コントラバスと共用している方も多いですが、楽器持ち替えの際に付け忘れることもあるので、それぞれに1台ずつ用意しておくと安心です。
ベースアンプ
エレキベースはこれがないと大きな音が出せません。
タイプはボリュームなどをコントロールするヘッド部分とキャビネット(スピーカー)が分かれているセパレートタイプと、一体になっているコンボアンプがあります。

基本的にどちらでも良いですが、運搬しやすいので吹奏楽ではコンボアンプが選ばれることが多いですね。

<PJB(PHIL JONES BASS) ( フィルジョーンズベース ) / Compact Plus Black>
ワット数(W)はアンプが取り出せる電力の大きさを表す値です。出力ワット数が大きいほど大きな音が出ますが、アンプ本体のサイズも大きくなる傾向にあります。
小さいホールでは100W程度でも大丈夫な場合がありますが、大きなホールや屋外で演奏する場合は300W以上のものを選んだ方が安心です。

アンプのボリュームは小さくすることは簡単ですが、最大音量以上の音は出せません。購入する場合は予算と機動力を考えつつ、できるだけ余裕のあるワット数のものを選ぶと安心です。
そのほかのグッズ
その他にあった方がいい小物や、あると便利なグッズも少しご紹介しましょう。
スペア弦

弦交換については改めて解説しますが、スペア弦は必ず1セット常備しておきましょう。
ベースの弦はギターの弦と比べると太いので切れにくいですが、1番細い1弦(G線)はたまに切れることがあります。本番で慌てないためにも、スペアを楽器ケースに1セット入れておくと安心です。
弦の種類は、ニッケル・ステンレス・フラットワウンドなど様々ありますが、吹奏楽では優しい音色が出るニッケル弦がおすすめです。弦のゲージ(太さ)は、1番スタンダードな45-105と書いてあるもので問題ありません。

<R COCCO (リチャードココ) / RC4GN BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND エレキベース弦>
ストリングワインダー・ニッパー・ドライバー・六角レンチ

ストリングワインダーは弦交換が楽になるアイテム(ペグを回す道具)で、無くても問題はありませんがあると便利です(笑)。
ニッパーは弦交換の際に必要な道具、ドライバーや六角レンチは楽器本体を調整するのに必要な道具です。
楽器調整は学生には少し難しいですが、簡単な調整なら講師の先生などがいらっしゃった時にやってもらえることもあるので、ポーチなどにまとめて楽器ケースに入れておくと良いですよ。

<ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / MUSICIAN’S TOOL KIT>
ストラップロック

ストラップは長年使っていると、ストラップピンに取り付けている部分が劣化し外れてしまうことがあります。
本番中にストラップが外れてしまうと頭が真っ白になるので(何度かそんな現場に遭遇しました…)、ストラップロックを付けておくと安心です。
プラスチック製やゴム製のものは安価なものもありますのでおすすめですよ。

<FENDER ( フェンダー ) / STRAP BLOCKS 4 PK ストラップロック>
いかがでしたか?今回はエレキベースの種類と演奏に必要なものをご紹介しました。
次回はいよいよ音を出すためのセッティングをしていきたいと思います。アンプの使い方も説明しますので楽しみにしていてくださいね。
あとがき〜ご指導される顧問の先生方へ〜

学校所有の楽器は古いものも多いのではないかと思います。もちろん大切に使い続けることは良いことなのですが、パーツが無くなっていたり、ネックの反りが大きかったりと、かなり弾きづらい状態のものを多く見かけます。新品楽器の購入が難しい場合は、1年に1回程度は楽器店でメンテナンスしてもらうことをおすすめします。
また、弦は古くなると「音色が曇る・ピッチが悪くなる・切れやすくなる」などの問題が出てくるので、できるだけ定期的に交換してあげてください。3ヶ月に1回程度が理想ですが、最低でも1年に1回は交換することをおすすめします。





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