※このブログは2016年に行ったお遍路旅の回顧録です。
徳島県を制覇したものの、次の高知県まで2時間の道のり。
男2人、このまま会話なき旅が続くのか…
と思っていたら、一気に視界が開けた。
「あ、川北くん、海が見えるよ!」
「おー!なかなかオツな景色だねぇ。」
ワキャキャワキャキャとテンションの上がる2人。
30歳OVER男2人の人間関係としては終わってる気がするが、ここからは海沿いの道のり!
旅序盤の明るさを取り戻し車を走らせる。
そして高知県霊場24番札所「最御崎寺(ほつみさきじ)」に到着!!!
「あれ?川北くん、さっきから気になってたんだけど、何で写真写る時ポーズとってんの?」
「いやいや、水曜どうでしょうファンとしては当然の行為!」
…
去年まで普通に撮ってたじゃん…
ってか先生、なんかのキャラクターみたいになってますけど。
といいつつ、蓮池も便乗して。
(笑)
そして、最御崎寺のそばには四国の端に佇む、日本の灯台50選の室戸岬灯台が。
いやはや、なんかロマンチックやね〜
さあ、寄り道ばかりしてはいられない!いざ出発!!
ってな事で、25番札所「津照寺(しんしょうじ)」。
そして時間ギリギリ!
滑り込みセーフで、26番札所「金剛頂寺(こんごうちょうじ)」!
ってな事で、初日は金剛頂寺で時間となってしまいました。
一応計画通り4箇所を周り、ホクホクのハスさんキタさん。
そして、高知市内のホテルへ移動。
蓮池自身は、高橋直純さんのColorS Aツアー以来約7年ぶりの高知県。
久々に本場のカツオのタタキに舌鼓!
田舎タタキというですって。めっちゃ美味しかった!
よし、明日は6時出発!!!
しっかり鋭気を養って、頑張りましょう!!!
そんな決意を胸に、初日の夜は更けていくのであった。
怒涛のお寺ラッシュ!高知霊場
朝6時。
お遍路の格好をした怪しげな2人が、ホテルの駐車場に現れる。
さて、今日も1日頑張りますか。
ってな事で車に乗り込み、2日目のスタートをきった。
「川北くん、昨日から思ってたんだけどさぁ。車のナビ、バージョン古いよね?」
「そうね。どうやら新しい道が出来てるみたいだけど、車のナビにはのってないみたいね。」
「今日も結構タイトスケジュールだから、俺Google先生見ながらナビるよ。」
「そうですか。じゃあよろしく!」
蓮池が、携帯を見ながらナビゲートすることになった…
が、
昨日の疲れがたたったか、助手席にて蓮池まさかの寝落ち。。
…あれ?到着した?の?か?
「蓮池さん、あなたが寝落ちしてる間Google先生が、ずっとどこかを曲がれって叫んでたけど、私には見えなかったんで車のナビ通りに進みましたよ。。」
…ゴメン…
わ。既に1時間押しだね。。
若干険悪な空気が漂いつつ27番札所「神峯寺(このみねじ)」に到着。
まあ、高知市内に入ってからは、お寺同士の距離が短いから大丈夫!
ってな事で28番札所「大日寺(だいにちじ)」。
29番札所「国分寺(こくぶんじ)」。
そして30番札所「善楽寺(ぜんらくじ)」。
「川北くん、なかなか疲れてきたね。。ってか、お腹すかない?」
「何言ってんすか!蓮池さん!まだまだ時間押してるんだから頑張んないと!!」
…あ、なんかゴメン。。
よし頑張りまっせ!と気合いを入れ直し、31番札所「竹林寺(ちくりんじ)」に到着。
「あ、蓮池さん、僕ちょっと用があるんで先車回しといてもらえる?」
「え?まぁ、良いけど。。」
別行動をとる川北くん。
そして待っていると…あれ?
わ!ズルい!!!
アイス!自分だけ!!!
「いや、暑かったから、ついさ。。」
「ちょっと!俺にもちょうだいよ!!」
「やめなさいよ!人のもんとるんじゃありませんよ!」
30歳OVER男の人間関係としては完全に終わってる気がするが、和気藹々とした雰囲気が復活しつつ、旅は終盤に差し掛かかっていくのだった。
つづく
2023.02.17
四国88箇所お遍路の旅2016〜32番札所から34番札所〜
※このブログは2016年に行ったお遍路旅の回顧録です。 「さて、時間もだいぶ巻いたみたいだね。」 「そうですな!目標の33番まで...