※このブログは2018年に行ったお遍路の旅の回顧録です。
早朝6時過ぎ、身支度を整えたお遍路二人組が車に乗り込む。
「しかし昨日の道後温泉本館は綺麗でしたね！なんでも千と千尋の神隠しに出てくる油谷のモデルになったと言われているそうですよ！」
昨日疲れた体を癒しに寄った道後温泉本館。明るい時間も立派だったが、辺りが暗くなると非常に幻想的な姿を見せてくれた。
暗闇に浮かび上がる風景が幻想的
千と千尋の神隠しみたい
トトロとパシャリ
「そうですね！非常に素敵な街でした。ところで蓮池さん。なんでも今日は大変な難所があるそうですね。大丈夫でしょうか・・」
「そうなんですよ。順調に行けば、お遍路転がしと言われているかなりの難所に行かねばならないのです。
いまだかつてない、
いや、
やまだかつてない荒業になる事間違いなしなのです。。」
「・・・昨日の苦行を乗り越えた蓮池さんなら全く問題ないでしょうが、私は少し不安ですよ。。出来るだけゆっくりまわって、余った時間で今治タオル美術館でも見て帰るってのはどうですか？」
「先達（お遍路界のレジェンド）を目指す川北先生らしからぬお言葉ですね。まあ、時間的に微妙なラインではあるので、とりあえず行けるところまで行ってみましょう！！」
昨日と打って変わって凛とする蓮池。過酷な修行を前にして武者震いがくるほどであった。
お遍路旅2日目
ってなことで到着したのは52番札所の太山寺（たいさんじ）。
本堂は鎌倉時代の再建
りんとして・・・
というか改めて見ていただきたい。
前日コーヒーメーカーをつけっぱなしで出てきてしまい、気になってしょうがないときの蓮池の姿。
不安感が表情に出る蓮池
・・・
みなさまお気をつけくださいね。ポンコツ蓮池を反面教師にしてくれぐれも・・・
2023.02.23
四国88箇所お遍路の旅2018〜46番札所から51番札所〜
成田空港第3ターミナルに到着。 …とうとうここまで来てしまったか。。 ついに始まった2018年お遍路修行の旅。 厳しい修行...
そして53番札所「円明寺（えんみょうじ）」。
左甚五郎作の龍は行い悪い人が見ると目が光るらしい…
54番札所「延命寺（えんめいじ）」。
もと今治城の城門の一つで、総けやき造り。
そしてちょうどこの辺りから瀬戸内海が見え始め、車内では男二人で瀬戸の花嫁を熱唱。
せっとは〜ひぐれてぇ〜
ゆうな〜〜みこ〜〜な〜み〜〜
・・・動画があるのだが、あまりにもお見苦しかったため、割愛さ施ていただきました・・
そんなこんなで55番札所「南光坊（なんこうぼう）」。
大通智勝如来は河野水軍に信仰された。
56番札所「泰山寺（たいさんじ）」
水難で人命を失う悪霊のたたりを鎮めた伝説が根強く残っているお寺。
ここで少し早かったがお昼休憩。今治市内ということで、有名なB級グルメ、焼豚玉子飯を食べに白楽天さんへ。
白楽天さんの焼豚玉子飯
11時過ぎに行ったのにすでに駐車場が長蛇の列…席も相席でしたが、一緒になったご夫婦と談笑しながら美味しくいただきました！
無事昼食を済ませ、さらなる修行へレッツラごー！！
ってなことで、57番札所「栄福寺（えいふくじ）」。
海陸安全、福寿増長の祈願寺として往古から信仰されているお寺
58番札所「仙遊寺（せんゆうじ）」
作礼山の山頂近い標高300ｍの高台にあって景色が良かった
そして50番台最後！59番札所「国分寺（こくぶんじ）」。
握手修行大師がかわいい
・・分かりづらいかもしれませんが、”9”のポーズです。
さてここまで順調そのもの。
しかしこの先、
いまだかつてない、
いや、
やまだかつてない過酷な修行が待ち受けているのであった。。
つづく
2023.02.23
四国88箇所お遍路の旅2018〜60番札所から新旧62番札所〜
※このブログは2018年に行ったお遍路の旅の回顧録です。 「いや〜川北くん、お疲れ様でした！次の60番、どうします？」 「どうし...
